お葬式の基本ルール|一般的な葬儀の流れや最低限のマナーをご紹介します。

お葬式の現状

お葬式に使われる祭壇

人口減少が続く日本ですが、少子高齢化の影響と団塊世代の高齢化(2020年現在67~69歳)の影響によって、国内の葬儀件数は緩やかに増加を続けています。

 

経済産業省による特定サービス産業動態統計調査・葬儀業の統計表による2017~2019年の葬儀業界の市場動向をご覧ください。

 

葬儀業界の市場規模
売上高(百万円) 件数 事業所数
2019年 600,063 446,724 2,496
2018年 604,400 439,866 2,417
2017年 611,248 435,001 2,361

 

 

参考元:経済産業省業動態統計調査
https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/tokusabido/result-2.html

 

 

直近3年の葬儀業界動向の傾向をまとめると

  • 葬儀件数は増加傾向
  • 葬儀事業者数も増加傾向
  • 売上は減少傾向

このように、件数と事業者数が増えて売上が下がっているのは単価が下落していることを意味します。

 

 

事業者数が増えていることで分かる通り、昨今は家族葬など小規模セレモニーホールで行う葬式が増えています。

 

地域別の統計はありませんが、全般的では大都市ほど小規模なセレモニーホールがシェアを伸ばしていて、郊外は大規模の葬式を行う需要が高いです。

 

また、月別の葬儀件数を見れば分かる通り、冬は葬儀件数が多く夏になると少ない傾向があります。

 

冬になるとインフルエンザ性肺炎をはじめ、免疫力低下と飛来するウイルスの増加によって死亡件数および葬儀件数が増加します。

 

 

年代の割合

お花畑でゆっくりしている女性

葬儀が行われる故人の年齢(享年)に関する明確なデータはありません。

 

厚生労働省の発表した人口動態統計による2018年の年齢別死亡者数と、総務省統計局の人口統計による2018年1月1日現在の年齢別人口数を表にまとめました。

 

年齢 2018年の死亡数 総人口(千人) 死亡率
0~ 4歳 2,393 4,893 0.04%
5 ~ 9 363 5,237 0.01%未満
10 ~ 14 463 5,427 0.01%未満
15 ~ 19 1,143 5,983 0.01%
20 ~ 24 2,005 6,242 0.03%
25 ~ 29 2,218 6,253 0.03%
30 ~ 34 3,114 7,058 0.04%
35 ~ 39 4,606 7,829 0.05%
40 ~ 44 8,332 9,363 0.08%
45 ~ 49 13,996 9,513 0.14%
50 ~ 54 19,483 8,212 0.23%
55 ~ 59 27,379 7,618 0.35%
60 ~ 64 43,332 7,734 0.56%
65 ~ 69 86,355 9,796 0.88%
70 ~ 74 114,503 7,868 1.45%
75 ~ 79 158,272 6,737 2.34%
80 ~ 84 225,130 5,322 4.23%
85 ~ 89 276,700 3,431 8.06%
90 ~ 94 234,658 1,596 14.7%
95 ~ 99 109,213 410 26.63%
100 歳以上 28,324 68 41.65%

 

参考元:
厚生労働省平成 30 年(2018)人口動態統計月報年計(概数)の概況
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai18/dl/gaikyou30.pdf

 

参考元:
総務省統計局 人口推計(2018年(平成30年)10月1日現在)結果
https://www.stat.go.jp/data/jinsui/2018np/index.html

 

※死亡率については異なる統計資料を参考にしているほか、月次で年齢区分が変更される方が一定数いるため、正確な数字ではありません。

 

※同年の人口と死亡者数の政府公式情報を元に算出した数字ですので、年齢別に死亡率が高まる割合の目安として参考にしてください。

 

70歳を超えると単純計算で100人に1人以上が死亡することになります。

 

ただし、80歳未満で死亡する方の死因は大半が病死です。
一定割合で病気にかかってから短期間で死亡する方もいますが、元気に生活しているのであればそこまで心配する必要はありません。

 

年齢よりも要介護状態など体力・免疫力の衰えが重要になり、歩く程度の日常生活が困難になると、年齢を問わず病気にかかって短期間で容体の悪化する恐れが高まります。

 

85歳を超えると全体で5人に1人以上。

 

90歳を超えると15人に1人以上の割合で死亡する計算になるので、元気に過ごしている場合でも、葬儀をする際のプラン・入るお墓の確認など終活を考える必要性が高いです。

 

 

早めの心構えを

親子で手を握り合っている様子

高齢者と呼ばれる65歳以上の方に対して、将来のお葬式の話をするのは不謹慎だと考える方がいます。

 

しかし、高齢者が元気で自分の意思をはっきり伝えられるうちに、将来の葬儀やお墓の取り決めを行っておくことで、本人の希望に添ったお別れ・供養をできるようになります。

 

昨今は「終活」という言葉が普及し、高齢者自身が自分の葬儀プランを決める家庭が増えています。
本人への意思確認でなくても、親族同士で早い段階から将来の話をしておくようにしましょう。

 

2020年は新型コロナウイルスが大流行していて、短期的に全年齢の死亡比率が高まる可能性があります。

 

いつ何があるか分からないことなので、今は元気でも将来必ず訪れるお別れの日に備えて計画を立てておきましょう。

 

  • 突然の不幸があると、本人の意向に沿った葬儀ができない
  • 費用の問題から規模を狭くなってしまう
  • 故人の親交ある人への通達が不十分になる

このように、たくさんの問題が出てきます。

 

大切に想う家族・親族だからこそ、いつ何が起こってもいいように、本人の希望、葬儀を行う際に必要な情報収集、おおよそのプラン・予算の確認をしておくようにしましょう。
インターネット上には葬儀社を料金で比較できるサイトが数多く存在しておりますので、これらを活用するのも有効な手です。

 

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