お葬式のマナー|ふくさ・香典に関する正しいルールを理解しましょう。

ふくさ・香典のルール

喪主以外の立場(親族・弔問客)で葬儀に参列する場合、香典を入れた不祝儀袋をふくさ(袱紗)に包んで持ち歩き、渡す直前にふくさから取り出すのが正しいルールです。

 

ふくさを使わない人が多いですが、故人・遺族へ対してより礼儀を尽くしたい場合は、ふくさを正しく活用してください。

 

香典については、故人との関係に応じて適切な金額を包むようにしましょう。
ふくさ・香典のルールについて詳しく解説します。

 

 

ふくさのルール

包み終わったあとのふくさ
お葬式で使うふくさ(袱紗)は、不祝儀袋を包めるサイズの風呂敷のようなもので、大切な不祝儀袋を汚さないで保管する目的と、丁寧に扱って礼儀を尽くす目的で活用します。

 

使わなくても失礼とは捉えられませんが、ふくさを使うことにデメリットがないので、用意する時間があれば積極的に活用してください。

 

ふくさを使う場合は、ルールに従った方法で活用しないといけません。

 

 

正しい包み方
  1. 包む人から見て菱形になるようにふくさを広げる
  2. 開いた状態の中央よりやや右側に不祝儀袋を置く
  3. 四隅を右、下、上、左の順に折りたたむ
  4. 右側のはみ出した部分を内側に折る

 

結婚式で使うふくさは中央より左側に置くなど包み方が違います。
必ず弔事用のルールに沿って包むようにしてください。

 

 

正しい渡し方
  1. 不祝儀袋を渡すタイミングで「ふくさ」を自分の正面に向けて右手のひらの上に乗せる
  2. 左手で「ふくさ」を開いて不祝儀袋を取り出す
  3. 不祝儀袋(文字)を相手の正面に向くように反時計回りで反転させる
  4. 「ふくさ」を畳んで受け付け台などの上に置く
  5. 不祝儀袋を両手で持って相手に渡す

 

状況に応じて、受け付け台の上で「ふくさ」から開き、畳んだ「ふくさ」の上に不祝儀袋を置いてから両手で渡す方法でも問題ありません。

 

 

香典のルール

お葬式にもっていく香典
香典とは「死者の霊前にそなえる香に代わる金銭」のことで、香典を渡す際は以下3つのポイントがあります。

 

  • 適正な金額・紙幣
  • 香典袋(不祝儀袋)の選定
  • 不祝儀袋への記載

 

香典の一般的なルールとマナーについて解説いたします。

 

 

香典(金額)の相場

自分の親:5~10万円
配偶者:5~10万円
配偶者の親:3~5万円
祖父母:1~3万円
兄弟姉妹:3~5万円
上位以外の親戚:5千円~2万円
その他:5千円

 

社会人であれば最低5千円に設定することが一般的ですが、同僚の家族など関係が遠い場合は3千円程度でも問題ありません。

 

包む金額で迷った時は、一緒に参列する人や親族(親しい関係の場合)に直接相談してみるとよいでしょう。
香典は多ければいいというものではないので、関係性に応じて適切な金額にするべきです。

 

「割り切れる偶数は縁が切れる」、「9がつく金額は苦を連想させる」などと言われていますが、1万円・2万円の香典にする方がたくさんいます。

 

数字の持つ意味はそれほど気にしなくても問題ありません。

 

 

香典の入れ方

香典を入れる最低限のマナーは以下の通りです。

 

  • 新札は使わない
  • 不必要に枚数を増やさない(1,000円札5枚なら5千円札1枚にするなど)
  • 肖像画が印刷されている側を裏側・肖像画が下側で不祝儀袋に入れる

 

 

不祝儀袋の選び方

不祝儀袋は宗教によって以下のものを選びましょう。

 

仏式:御霊前、御香料
神式:玉串料、御神料
キリスト教式:お花料

 

日本でもっとも多いのは仏式なので、宗派が分からない場合は御霊前を選ぶのが無難です。

 

なお、仏式は「御仏前」の不祝儀袋もありますが、これは四十九日以降の法要で使います。

御霊前の場合、金額が1万円以上なら水引のあるもの。
1万円未満は水引が印刷されたものが望ましいです。

 

 

書き方

不祝儀袋の書き方は、袋のパッケージに解説があります。

 

御霊前は金額を含めて全て漢字。薄墨を使うのが正規の方法ですが筆ペンでも問題ありません。

 

内袋の情報はボールペンでも大丈夫ですが、外袋は最低でも黒のサインペンを使うようにしましょう。

 

 

 

 

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